2012年04月号
市長・議員・職員は給与を下げるべき!

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まさか!この財政難に議員の報酬が増額された!

柏原市議会は3月、平成24年度の議員報酬を月額1万円減額する一方、ボーナスを10%増額する条例の変更案を全会一致で可決した。
ボーナスの増額分が報酬の減額分より上回り、議員一人当たりの報酬がかえって増額となってしまった。いずれにしても議員たちは、議会を通してしまった。全員の責任として、市民の責めを受けねばならない!!

まずは見張り番発行者として市民の皆様にお詫び

まずは、見張り番を発行する者として、柏原市政ならびに長年の悪しき慣習が続く議会運営委員会や予算委員会の進行により、この非常識な議案に対して、最後まで抵抗することができず、案件を通してしまったことをお詫びいたします。
産経新聞によると、「議員一人当たりの年間報酬額は6万6千円〜4万2千円増加。財政難を背景に、議員や職員の給与制限の動きが進む中、増額はきわめて珍しいという」「同市議員報酬の月額は現在、議長59万円、副議長55万円、議員53万円、今年4月から1万円減額されるため、年間ではそれぞれ12万円の減額となる。ところが、ボーナスは10%増額となり、議長は18万円増の274万9千円、副議長は17万円増の256万円、議員は16万2千円増の246万5千円となる」。
この内容は、全て事実であり、市民の皆様に非難されても当然であります。議員報酬・定数は、一議員では決められませんが、流されることなく意志貫徹すべきであったと思っております。

職員の給与は全国トップクラス!人件費は赤字財政の大きな要因

柏原市の財政は、この6年間で、30億近い基金が取り崩された。財政赤字の実態、基金取り崩しの内容は、市長からは、ほとんど明らかにされていない。
職員数、給与にも大いに問題がある。柏原市の職員給与は、大阪府内、全国でも常にトップのランクに位置し、人件費などは、市の赤字財政の大きな要因になっていると思う。
少しでも赤字財政を改善するのであれば、議員報酬減額、市長、管理者、職員の給与を10%カットすれば、4億円程削減できると思う。赤字の続く、市立柏原病院の赤字分が補填できる。給与の低い若い職員には、減給率を低くし、高額な職員には、カット率を多くする調整は必要であると思う。

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竜田古道の里山公園維持管理費に対し、濱浦議員以外からも「待った」の声が

かねてから濱浦議員が指摘していた「竜田古道の里山公園の維持管理費」について、3月の議会で、市(市長)に対して、改めて市議会の建設産業委員会から異議が申し立てられた。

3市が利用したのになぜ柏原市だけが負担?10年で約2億5000万円の支出に!

「柏原市年間の管理費として3市(柏原市・羽曳野市・藤井寺市)が柏羽藤環境事業組合の負担はどうなっているのか。平成18年度、19年度に環境事業組合から計5000万円預かっており、まだ、一部残っているとのことだが、平成24年度予算に2500万円程計上されている。現在の残高は、700万円程と報告を受けている。今年は、1800万円程不足するのではないかと思う。不足分を柏原市民が負担する必要があるのか疑問に思う。
これから先も維持管理費が年間に2500万円程かかるとすれば、10年で約2億5千万円かかることになる。
3市組合と協議していくとの答弁だが、昨年と同じ答弁であり、あれから全く話し合いがされていないのではないか。
この公園が柏原市に存在し、柏原市民だけが恩恵を受けるといわれているが、柏原市民だけが、年間約2500万円も負担すべきなのか。3市のゴミ最終処分場の跡地の公園として、環境事業組合の責務として、未来永劫、3市で管理すべきものではないだろうか」という意見が出された。

留意とは、結局執行されること!? 

これに対し、市は「平成24年度一般会計予算に計上されている竜田古道の里山公園維持管理費の執行については、留意する」と回答した。
しかし「留意」の真意は、「そのまま予算を通す」ということであろうと考えられる。
このままでは、維持管理費は柏原市のみの負担となる。理屈のいかないことに、財政難の柏原市が支出する意図が理解できない。ちなみに維持管理をしていたNPO法人竜田古道里山公園の副理事長やスタッフは3月末で解雇されているが、いずれにしても人員は必要であり、公園管理の年間費用をどうひねり出すか、大きな課題は残ったままだ。

まちの活性化に向けて頑張るオガタ通り商店街

少子高齢化社会のなか、「オガタ通り商店街」(井村則夫会長)が地元客、観光客に商店街の存在をアピールしようと、さまざまな企画で、まちおこしに取り組んでいる。
JR柏原駅(東口)から近鉄堅下駅を結ぶ「オガタ通り商店街」には創業60年も続く店舗もあり、バブル期には大いに盛況だったが、この10年、人口の減少、スーパーダイエーの撤退による通行量の減少(1日約2千人)、経営者の交代などで、客足が遠のいてきた。
この事態を打開しようと、商店街の有志たちが立ち上がり、毎週土曜の夜、活性化に向けてのさまざまな企画を練っている。
3月末には、オガタ通り商店会の商店主を対象とした「認知症サポーター養成講座」を開催した。認知症を正しく知って、日常の商いや生活の場で優しい接客やちょっとした手助けを学ぼうと企画されたものだ。
4月からは毎月第3金曜日には商店街を一斉清掃の日と決め、25日は商店街の地図を店名入りで掲載、クーポン券を入れ込んだ「折り込みチラシ」を配布した。
さらに今後は、
(1)大阪教育大学の学生たちによる小・中学生への勉強会や各種サークルの実施(無料塾)
(2)空き店舗の活用
・サロン風休憩所の設置(トイレ設置)
・柏原地産商品の販売・集古館の設置(展示会)
(3)観光マップの制作
などに取り組んでいこうと考えている。

元気がでるコラム「自衛隊に思う」

「自衛隊」といえば、みなさんは何を連想されますか?やはり、災害時のときの派遣ですよね。自衛隊全体で、毎年800回ほど出動されているんですって。1995年の阪神淡路大震災ではのべ225万人、東日本大震災では3月19日から5月10日まで50日連続して、1日当たり10万人を超える規模の派遣が行われたそうです。
高齢者やけが人の方をおぶって救助したり、被災者のために炊き出しをしたり、大きなお風呂を用意したりと実に様々な活動をされ、大きく報道されていました。ほんとうに自衛隊がなかったら、もっとたいへんなことになっていたんじゃないかって私、思うのです。すごい力ですよね。
とはいえ、本来のお仕事は防衛なんですよね。日本はあまりにも平和なので、ピンと来ない人も多いと思うのですが、北の方からミサイルが飛んでくるかもしれないのですよ。