2011年12月号
柏原市立病院、入札で不正の疑惑!!

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特定の医療機器販売業者が半数以上落札!情報もれか!?

11月にあった病院関係者による事情聴取、あれは不正入札に対する疑惑だった!
12月8日午前中に行われた柏原市議会平成23年第4回定例会には、マスコミ各社が取材に訪れ、その日の夕刊に、朝日、毎日、読売、産経新聞各社が一斉に「市立柏原病院に入札不正疑惑」と掲載、毎日放送の報道番組「VOICE」をはじめ、テレビ朝日、読売テレビ、NHKでも、そのニュースが流れた。

27件のうち14件を落札! 全体の50%以上が特定業者に

市立柏原病院が平成21年度以降に実施した医療機器の指名競争入札で、特定の販売業者が全体の半分以上を落札していることがわかった。
平成21年4月20日から今年8月に行われた入札27件のうち、T社が14件、すなわち50%以上も、8月においては、6件中5件、実に90%近く落札しており、落札総額は、1億1514万円にものぼる。平成20年4月20日以前は、不思議なことに無効・失格・入札辞退等で1件も落札していない。この事実を病院側は認めている。
8日の市議会では、はまうら佳子議員(市民の会)が、柏原市立病院管理者Y氏に対し、柏原病院や柏原市役所等にマスコミが来ていることについて質問した。それに対しY氏は「現在、関係機関において調査されている最中であるので、ご答弁は差し控えたい」と発言した。

はまうら議員の質問に一切応えず、なぜ公正な委員会に関係者が!?

はまうら議員は市議会で、「落札が特定業者T社に偏っていると思う」と発言。「医療機器の予定価格や設計金額はどういう手続きで設定され、公表されているか、取り扱い医療機器のメーカーや品番は誰がどのような手続きで決め、入札参加業者にどの段階で伝えられるのか、T社が他の業者より先にメーカーや品番を漏らされていることはないか」と追求したが、Y氏は一切答えなかった。はまうら議員は「非公表の予定価格や設計金額が病院関係者から漏れている可能性もあると思う」と続けた。
ただ、「調査するつもりはあるか」の質問に対して、Y氏は「弁護士、医師会、本庁職員等で調査委員会を立ち上げ、疑惑がなかったかを調査し、再発防止に努める」と発言した。
岡本市長も「調査は当然である。結果が出たときは発表し、断固たる処分をする」と答えた。
しかし、発表された調査委員会は驚くべきものだった。メンバー8名のうち、5名は病院と市の職員である。なぜ、市民から選ばれた議員や監査員など、中立な立場の人間のみで構成されないのか?答申内容は、広報誌、病院ホームページ等で公表するとしているが、委員会は非公開とされ、事後報告である。マスコミ等にあれほど醜態を報道されたのであれば、第一回委員会から、一般市民、マスコミ等にも公開すべきである。

見張り番に寄せられた病院への疑惑の数々

市立柏原病院に対する疑惑に関しては、さまざまな疑惑のメールがはまうら議員に寄せられている。「T社が落札し始めたころ、ふつう業者は事務所を通してくるのに、T社が直接、A院長の部屋に出入りしていました」「人間ドッグ部門をつくるとき、すでに院内にあるのに、エコーや高価な検査器具をすぐに購入したというのは問題です」
はまうら議員は「先ほどのメールでお分かりいただけるようにA氏、Y氏とT社との関係に、疑惑があるように思えてならない。だから捜査当局が両者に事情聴取されたのではないか」と述べている。  
柏原病院は赤字が続き、毎年市から10億円近くの税金が流れている。それなのに、今回の疑惑が本当であれば、市民は黙ってはいないだろう。

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旭ケ丘2丁目1区の防災訓練に100名参加!

12月4日(日)の朝9時から正午にかけて、柏原市旭ヶ丘の小鳩公園で防災訓練がありました。消防署、地元消防団、ボランティアを含め、約100名の住民が参加しました。火が上がったときの初期消火や消火器の使い方が紹介され、集まった人たちは熱心に聞き入っていました。

地震が起こったら

総務省消防庁から 防災マニュアル http://www.fdma.go.jp/bousai_manual/lat/later51.html
●大きな揺れの時は、一度机の下などに身を伏せ、揺れが収まるのを待ってから火を消しましょう。
●火災になった場合は、周りの人に大きな声で助けを求めるとともに、手近にある消火器などで初期消火をしましょう。 
●もし初期消火ができず天井まで火が広がってしまったら、自分や他の住人の安全を確保するとともに、消防隊や消防団へ助けを求めてください。 
●消防隊が到着するまで、近所の人たちや自主防災組織の人などと協力して、近隣の住民(特に子供や高齢者などの要援護者)の避難を確認し、バケツリレーなど火災の延焼阻止を試みましょう。

見張り番から

初期消火の対策として、「水で濡らして、硬くしぼったタオルが有効である」ともいわれています。燃えるには空気が必要で、その空気を遮断するという意味でタオルをかけ、またそのタオルが乾いていたら燃えてしまうので、水にぬらしたタオルを使うということです。くれぐれもタオルは硬く絞ること!(油に水滴がつくと燃え上がります)

タンカの作り方

けが人や病人を運ぶとき、毛布や衣類と丈夫なポール(棒、物干し竿など)を使って、簡易タンカをつくることができます。作り方はこちらを参照ください。
http://www.e-college.fdma.go.jp/bosai/main/hojyo36.pdf

市民の声

時間外手当の時給が約3000円!! 農園抽選に3人も必要?
「市役所に用があって出かけたのですが、一部の職員は大あくび、ヒマそうなのに窓口でとても待たされました。仕事ぶりもとてもてきぱきしているとは見えません。また、市民農園の抽選会が週末にあったとき、3人の職員の方が来てましたが、そんなに必要ではありません!時間外に職員を一人働かせるのに、1時間当たり約3000円という高給が払われているそうですが、こんな財政難のときに、ムダな人件費は即刻削ってほしいです」。

ある議員学歴詐称…本当?
「ある議員さん、最初はご自身の経歴にS高校卒業としていましたが本当は、中退(退学?)したと聞いています。これって学歴詐称ではないのですか。何も中退を責めるわけではありませんが、私たちが選んだ議員さんなのですから、事実と違うことをプロフィルに入れるのはおかしいです。正々堂々と本当のことを書いてほしいです。現在、変更していると聞いていますが、変更してすむものですか?」。

元気の出るコラム- 笑顔の1年に

まもなく2011年も終わろうとしています。来年は辰年、辰は「動いて伸びる」「整う」の意味で、草木が盛んに成長し形が整った状態を表すそうです。
2011年は日本全体にいろいろなことがありすぎて、みなさんも今までの生き方を振り返られたことだと思います。アランというフランスの哲学者は、「幸せは自分の意志で生み出す」と考えました。「よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ」「幸福になりたいと思ったら、そのために努力をしなければならない」と述べています。
「人間万事塞翁が馬」は、たいへんなことでも、あとから思えば、いい方向にいっているというたとえに使われます。震災の被害を受けられた方に、そんな風に考えられたらいいですねなど、私はとても言えませんが、そう考えると確かにラクになります。
仏教では『和顔施』(わげんせ)という言葉があるそうです。笑顔で人に接すること自体が、一種の布施を行っているということになるのだとか。笑顔でいることは当人にとっても、結局幸福をもたらす、という考えなんです。にこっとされるとうれしくなる。誰でもそうですよね。このなんでもない「笑顔の輪」をぜひ、広めていきたいですね。

パトロール

あるブログに、柏原市の市政についての意見が載っていた。
「知り合いが柏原市立病院に受診に行った時、駐車場にテレビ局の中継車が停まっていた。よからぬことで柏原市が有名になるのではと心配です」。
「テレビを見ていたら、いきなり柏原市立病院の映像が出てきた。不正入札疑惑。水道といい、病院といい、今の市長に代わってから、柏原市の行政はろくなことがない。柏原市民として恥ずかしい」
「今年は悪い意味でよくにぎわせてくれるね。この市長に票を入れた有権者らは『恥ずかしい』『裏切られた』という気分じゃないの」。
入札疑惑で定例議会に多くのマスコミが集まり、各新聞紙面に掲載された。市民にここまで書かせる岡本市政、そろそろ、終わりか!?こういうコメントもあった。
「岡本市長の不信任案がそろそろ出てくるかもね。かしわら見張り番の人たちは今、精力的に(不正入札など)調査しているみたいですわ」。