2011年7月号
栄吉ビルに疑惑の6000万円!!

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社会福祉協議会からなぜ巨額の資金が!?疑惑の金の流れに市民に説明をせず

JR柏原駅西側「食鮮市場・栄吉(賛栄商事)」の3、4階にある「市民交流ひろば」に社会福祉協議会から6,000万円もの金が流れていることがわかった。
柏原市からは毎月30万円の家賃が振り込まれている(岡本市長の議会での答弁)これ以外に6,000万にはなんの意味があるのだろうか。

社会福祉協議会の不振な動き。ビルの耐震補強に高額すぎる。

この6,000万円の資金の流れのうち、柏原市社会福祉協議会の口座から20年5月8日、4,892万1,200円賛栄商事に入金されていることが記載されている。それ以外に、応接セット、イス、机、パソコン、電話、ファクスなど約860万円が使われていることがわかっている。合わせて6,000万円弱、一体このお金はなんのために、振り込まれたのだろうか。
福祉協議会は「市民が使う場所であるから、耐震補強が必要」という。だが、小学校の体育館の補強工事でも1,000万円ぐらいの予算で済むのだ。規模や構造の違いはあれ、この金額は多すぎる。

「市民交流ひろば」3周年記念で、なぜ岡本市長はウソの発言!?

さらに、岡本市長は不可解な言葉を発している。7月に行われた「市民交流ひろば」イベントで、市長は「栄吉さんは、市民の交流広場のために、自腹で8,000万円を出し、内装工事をしております」と、公衆の面前で述べたが、実際、賛栄商事は8,000万円などと言うお金をほんとに出していたのだろうか?失礼ながらこのビルに、社会福祉協議会から入金とあわせて、内装工事等に一億数千万円以上の大金がかかるというのだろうか。
賛栄商事が8,000万円をかけて、市民交流ひろばの運営に力を入れる意味があるのか?元がとれるのか?元を取るには22年以上の年月がかかる。

岡本市長と柏原福祉協議会と賛栄商事の関係に疑問?

栄吉ビルは、昨今の不況でテナントが入らない状況だったと聞いている。月30万円というテナント料が家賃として入ってくるのだから、栄吉側としては、そんなに悪い話ではない。
3年前の市民交流ひろば開設時に、岡本市長、柏原新聞の上田氏は、栄吉さんは奇特な方で、必要経費は全て出してくれている、と絶賛しておられたが、周辺には、アゼリア、KIホール、文化センター等同様の施設があるのになぜ設立する必要があったのか?社会福祉協議会に対して説明を求めたが明確な回答が得られなかった。なぜ?イノシシ問題で市民に説明がなかった岡本市長と同様ではないか。
社会福祉協議会の資金のほとんどは補助金と市民の寄付でまかなわれている。補助金イコール市民の税金であり、寄付金は善意から寄せられたものである。貴重な税金と市民の善意を何に使うかを、市民に説明すべきである。

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これでいいのか!人件費
副市長一人で年間約2,300万円! 職員の時間外手当1時間約3千円!!

財政難の柏原市において、「人件費」は避けて通れない問題である。「かしわら見張り番」でもたびたび取り上げているが、民間とはかけはなれた高い、この経費を是正しなければ、柏原市の明日はない。

人口7万4,000人なら副市長は一人で十分

副市長一人にかかる人件費をご存じだろうか。なんと年間約2,300万円!地方自治法では、副市長はかならずしも置かなくてもよい。柏原市は人口わずか7万4,000人の小さな地方都市であり、この規模であれば、副市長は一人でも十分機能するはずである。
今でさえ、柏原市は大阪府内2番目に職員の給料が高く(幹部職員が多い)、国家公務員の水準を超えていると国から勧告を受けている。ちなみに職員の時間外手当は1時間約3,000円という高給ぶりだ。
こんな状況にもかかわらず、岡本市長はあくまでも二人目の副市長就任を要請する。このムダな人件費を削減しないと、赤字は増すばかりである。

縁故?天下り?副市長や職員採用の黒いうわさ

そもそも柏原市役所の職員の一部は、岡本市長の息のかかった人が採用されているといううわさが随分以前から飛び交っている。いわゆる「縁故」である。さらに前副市長辰巳氏は、体調不良を理由に1年半の任期を残し辞任したが、その後シルバー人材センターの専務理事に就任、柏原市議会の猛反対にあって副市長になり損ねた三浦氏は、サンヒル柏原の副支配人になっている。もちろん、2人とも今の仕事をやめるときには、退職金が支払われる。これはどう考えても「天下り」としか思えない。
奈良市では、今年、副市長を外部からの公募にしたことで話題を呼んだ。実社会を経験した公正な外部からのブレーンの採用はある意味うなずける。柏原市も風通しをよくするためには思い切った改革が必要だ。

屠殺場の次は「地域交流拠点」施設!?なぜ市民に黙って計画を進めるのか!!

市民の方から以下のような投書が寄せられた。
「屠殺場の建設計画が、住民の反対や議員の先生方の追求で中止に追い込まれたことは、先日のニュース番組で知りましたが、その後また市役所の駐車場の中に『地域交流拠点』という施設の建設計画が進められている、ということが私たち住民の間で話題となっています。これは、本当なんでしょうか」
「なぜ、柏原市役所は、このような計画をいつも市民に黙って進めるのですか?『屠殺場』の件では、市役所の幹部の人が『計画は住民には知らせる必要がない、住民の代表である議員に計画を委ねればいい』と言ってましたね。ということは、今まで、これまでもずっといろいろな計画を私ども住民の知らないところで、市長と市役所、そして議員たちだけで、なんでもかんでも進めてきたのですか?」という怒りの内容である。
岡本市長の独裁か!? 市民も見抜く 無計画な事業  もっともなご意見である。
しかし、驚くべきことに、議員にも知らせず、岡本市長と市の職員の一部だけで行われていることが柏原市では起こっているのだ。
住民のあいだでは、『市長は特定の人物らと組んで、無計画な事業や建物の計画ばかりを立てている』といううわさも飛んでいます。もうええ加減にやめてほしいものです」。

元気が出るコラム

なでしこジャパン、やりましたね!サッカー女子ワールドカップの決勝が気になって、早朝からテレビの前に陣取り、画面に向かって「よっしゃ?!!」「おっ、惜しい!」と、1人で叫んでおりました。
ほんまに優勝おめでとうございます。アメリカを相手に2度追いついて、PK戦を制したときは、思わずウルウルきました。日本代表チームができて30年だそうですが、主力選手のほとんどがアルバイトとの掛け持ちっていうから、ほんとによく頑張ったと思います。日本の女性は底力ありますわ。
女子サッカーって、スポーツマンシップに則っているし、わざとの反則はないし、いちゃもんつけの抗議はないし、ほんまにさわやかで、いっぺんでファンになりました。
これからは、ひたむきに一生懸命やる「女性政治家」の時代がやってくるはず、なでしこジャパンの勝利で私は確信しました。なでしこに負けないように頑張ります!

パトロール

特定非営利(NPO)法人「柏原ふる里づくりの会」(三宅義雄理事長)は、地域住民が、自らの知恵と創造性を結集し、里山の再生などを通じて、まちづくりの推進や自然環境を守ることを目的として結成された。また、魅力あるふるさとを創生し、住民福祉の推進や地域の環境保全と活性化の推進をはかる存在であることを掲げている。しかし、今回のイノシシ等の食肉加工施設の設立にかかわっていたことには、かなりの疑問が残る。においやダニなど数多くの問題をかかえる施設を、住宅街のまんなか、通学路の途中に計画するなど、まったく住民を無視したやり方ではなかったかと思う。今回は学識者である三宅理事長のお考えとは思われない行動であったと思う。市のNPO法人であるなら当然「住民重視」であるべきである。