2016年12月号
地域で高齢の方たちを見守ろう!
高齢者のために民間の避難所をつくろう!

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「98歳で認知症」の人でも安心できる場を!

熊本地震、鳥取地震と続き、日本中どこにいてもいつ災害がやってくるかわからない状況である。そこで問題になるのが避難所である。高齢者や障がいのある方,乳幼児らのために多くの市町村で「福祉避難所」が設けられているが、7割以上がニーズに合っていないといわれている。

この問題に取り組みたいと考えているのが、柏原市会議員の濱浦佳子議員である。「私の母は98歳で認知症も進んでいます。できるだけ自宅で介護したいと頑張っていたのですが、今はグループホームでお世話になっています。母のことで、高齢者を介護している人の気持ちがよくわかりました」と話す。
「在宅介護はたいへんです」としみじみ語る濱浦議員。「老老介護の方も増えていますが、1人で抱えられる問題ではありません。地域みんなで見守るべきものです」と断言する。
特に、災害が起こった際に困るのが避難所である。認知症や寝たきりの高齢者が行ける「福祉避難所」は少なく、必ずしも自宅のそばにあり、災害時にすぐ行けるわけではない。そこで、濱浦議員が構想を練っているのが「民間の避難所」である。柏原市の民間の住居を耐震強化し、できるだけ点在させるのが何よりの対策であるという。
自宅をそのような避難場所にしたいという濱浦議員。実現に向けて、着々と構想を練っているそうだ。

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衆議院議員・竹本直一氏と濱浦佳子議員が道路陥没の博多を視察

対岸の火事ではない!
柏原市も上下水道、特に水道が危ない!!

都会でいきなり、幅約27m、深さ約15mにもわたる巨大な穴が! 
先月、福岡県福岡市のJR博多駅前で起こった「道路陥没事故」の現場を、自民党大阪15区の衆議院議員・竹本直一氏と柏原市議の濱浦佳子議員が視察した。

博多の事故発生は11月8日、しかし、1週間後には何事もなかったかのように修復され、交通が再開された。延べ1000人以上が24時間態勢で復旧にあたり、そのスピードに日本だけでなく、世界のメディアでも大きな話題となった。福岡市の高島宗一郎市長は「オール福岡の力が発揮された」と語っている。
これだけの大きな事故にもかかわらず、犠牲者がいなかったというのはすごい話である。事故が早朝であったこともその1つの理由だが、何よりも危機管理に優れていたことが大きな要因だろう。
事故当日の午前4時30分頃に異変が確認され、5時過ぎにはフェンスを設置して周辺の道路を通行止めにした。道路が陥没したのはその3時間後。市は、建物倒壊などの危険があるとして、周囲のビル10棟に避難勧告を出している。
このような素早い対策は、日頃の防災訓練のたまものであり、また、それは経験を積んだ現場責任者の確かな判断によるものであろう。
今回のような事故が起こった時、はたして、現・柏原市長は、素早く的確な陣頭指揮をとることができるのだろうか?
この事故では、日々の生活に大きく関わる重要なインフラである水道管、下水管、電力管、ガス管などがすべてばっさりと寸断された。柏原市も上下水道の老朽化が進んでいる。特に上水道が危ない。水道管が破裂して、道路が陥没する可能性も充分考えられる。濱浦議員は「柏原市も老朽化したインフラを整備する時期に来ています。道路陥没はけして人ごとではありません」と語る。市立病院やサンヒル柏原などが原因となっている赤字財政を建て直し、インフラにお金をかけるべきである。

教えて!濱浦先生 全12回

公職選挙法改正で新たに投票権を得た若者からご高齢の市民が柏原市政に参加するために柏原市の問題や課題を現職濱浦市議が毎回テーマに従って斬新な切り口と軽快な口調で分かり易く解説。毎週末、ネット配信!!

58歳年の差コンビが柏原市の今を語る!

第1回 柏原市の「暮らし」11月19日13:00〜
第2回 柏原市の「行 政」11月20日13:00〜
第3回 柏原市の「教育問題」12月3日13:00〜
第4回 柏原市の「災害対策」12月4日13:00〜

出演:M C レイナ(16) 
   解説 濱浦佳子市議(74)
   制作 3S Plus+ (藤井寺市)
著作:株式会社ニュー・ナレッジ

【配信】Yahoo!動画/ニコニコ動画/YouTube/FC2