2016年01月号
中野市長、もう、ええ加減にやめたらどうですか!

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「辞職を求める請願書」が提出された!

日中から愛人2人と交際していることが発覚した中野市長にリコールの署名が進められた。大阪府知事選の選挙で思うように活動が進まず、不成立に終わったが、有権者約5万8000人のうち、いろいろと妨害のある中、約1万6000人もの人が賛同した。

立ち上がった市民に対し、代表者が心より感謝

中野市長をリコールする会の代表・宮崎良之氏は、今回のリコール運動についての反省と感謝を下記のように述べている。
<ご報告>
中野市長リコールする会 署名活動の結果をご報告いたします。
最終署名は1万6千筆となり、有権者の1/3(1万9千筆)にはとどきませんでした。まことに残念であります。
我々代表5名は市民運動等全く経験がなく、今から思えば、大変な準備不足で立ちあがってしまったこと、我々5名の力不足が最大の原因であったと思います。又市民の皆さんの無関心さも大変な痛手でした。今まで本当に全く無関心であった市民の中にも、こうやって立ち上がった人がいる、しかも1万6千なにがしの署名を集めたことは事実であり、この運動によって市民の皆さんの心の中に、何らかの思いを残せたのではないかと思っています。リコール運動は終わってしまいますが第2、第3の手を打っていきたいとおもいます。
ご協力、ご指導頂きました皆様には、心より感謝しております。ほんとうにありがとうございました。
 (なお、署名いただいた署名簿は全てシュレッダーにかけ廃棄しております。)

     中野市長リコールする会代表 宮崎良之

大阪教育大の学生が署名運動の助っ人に

中野市長は元中学校教師でありながら、生徒に体罰行為をするなど、以前から問題行為が甚だしい。そしてテレビ放映された不倫・路チュー騒動で、その悪名が全国に知れ渡った。今回の不祥事に対して、堂々と「やめません」というのはあまりにも厚かましい。市長が何の倫理観もないようでは、子どもたちに示しがつかない。
これに対し、若者たちも黙っていなかった。柏原市には2つの大学があり、その一つである大阪教育大学の学生たちが「今回の市長の不倫問題、玉手中学校における女子生徒に対するセクハラ問題は元教育者としてあるまじき行為で、許せません」と立ち上がり、国分駅前でのリコール署名活動を手伝ってくれたのだ。

学生たちの呼びかけに、多くの人が家路を急ぐ中、足を止めて署名をしてくれた。1万6000人の署名の一部は、「未来の先生」として志を持つ学生たちの真摯な協力のおかげで集まったとも言える。

これからが正念場。請願書その次は、
新たな中野市長に対する市民運動開始!

昨年末、酒気帯び運転で奈良県田原本町長が逮捕された。副町長がすぐさま記者会見をし、「町民の信頼を失う行為。町行政を預かる者として、職を辞するのが1つの責任をとる1つの方法という結論に達した」という町長からの辞職願を預かり、議長に提出している。
「人の噂も75日」というが、中野氏は首長として約7万2000人とトップに立つ身でありながら、市民の貴重な税金を愛人との交際費に使い道義的責任を回避し、全国に恥をさらしても、へらへらと市長のイスにしがみついている。維新の会も、とうに中野氏を見放したと聞いている。
12月15日に、「中野市長をリコールする会」代表の宮崎氏が、「中野隆司柏原市長の辞職を求める請願書」を濱浦議員を紹介者として議会に提出された。しかし、12月22日の本会議で反対多数で「不採択」になった。採択したのは山本真見、濱浦佳子議員の2名であった。全員一致の「問責決議案」は一体何であったのか疑問に思う。多くの議員は、中野市長の不倫騒動を認めているだろうか?そうであるなら「女性蔑視」である。

請願書
【請願趣旨】 
 この様な人は市長としての資質はなく、市民として非常に恥ずかしい。マスコミによる不倫疑惑報道により、市民に不信感を与えると共に、公務を疎かにした中野隆司市長に辞職を求める。
【請願事項】
市立柏原病院が恒常的な赤字体質をかかえ市財政が危機的な状況にあるにもかかわらず、不倫疑惑が発覚し、マスコミ等で大きく報道されました。また、不的確な専決処分報告やプレミアム商品券の不適切な販売の発覚など、市政の舵取りをまともにできない、まじめに取り組もうとしない中野市長は市長の資質に欠けるものである。
したがって中野市長は自ら市長職を辞するべきである。

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柏原市が危ない!市庁舎建設基金が取り崩され、
貴重な財源が赤字の市立柏原病院へ

12月議会で、柏原市庁舎建設基金条例を廃止する条例が上程され賛成多数で可決された。
(濱浦議員は反対)
基金積立金約17億円が一般財源に繰入れられ、その内の9億4000万円が市立病院に繰出されることになった。

柏原市は、これまでに病院に、通常の繰出金(年間約5億円)以外に特例債償還分23億6千万円、赤字補填分として平成19年から26年度末までに27億5千万円、合計51億1千万円。今回の繰出しを入れると約60億円になる。平成26年度末の財政調整基金の残高は7億4千万円、今年度で2億円の取崩し、さらに、庁舎建設基金への償還分2億5千万円が予定されている。今後予想される扶助費等の増加による財源不足により、財政調整基金の残高がゼロとなるのは時間の問題である。
今後、市立柏原病院に対して、これまでのように赤字補てんの繰出しはできなくなる。今後、市税をはじめてとする一般財源の伸びが見込めない、扶助費、各保険事業への繰出金、少子高齢者対策に要する社会保障、公共施設の老朽化・耐震化に係る経費など、今後も増加が見込まれ、非常に厳しい収支状況、財政運営となっている。今年、財源不足になれば柏原市は赤字団体になるのである。

前任者から禅譲されながら何をしていたのか!

この様な、危機的状況になっているのに遅刻、早退、欠勤(市長には勤務規定はない)をしていた中野市長は、市長としての資質にかけているといわざるをえない。就任約3年何をしていたのか。竜田古道の里山維持管理費、小中一貫校に対する諸問題、今年、サンヒル柏原の老朽化したプールが使用不可になるかもしれない等、市政に対する諸問題が山積しているのに、今も同じ勤務状態と聞く。反省なし!

市の収集委託業者が一部をピンハネ!

現在、市と委託契約を結んでいる廃棄物収集業者が、一部の収集物を市の焼却場に運ばず、持ち帰っている所をスクープされた。換金するため以外に考えられない行為である。

市は、廃棄物の収集に関して、排出場所から焼却場の投入までの運搬を業者に委託している。その間、収集した廃棄物はいかなるものであっても、その業者は処分してはならないきまりになっている。
ところが、現在の委託業者がそのきまりを守らず、換金率の高い一部の収集物を、収集車に残していたのだ。
あやまって下ろすのを忘れたのではなく、別のスペースに確保していたのである。

以前、ある委託業者がスチール板を収集したが、「不燃物は焼却場に持ち込めないという規定」に従って、別の場所にそれをいったん降ろしたところ、たまたま?環境保全の職員が目撃し、その業者は3日間の業務停止を受けた。
今回は、規定に従っていったん降ろしたというような、やむを得ない事情ではなく、明らかに故意である。
この業者は、柏原市のY議員の親族が経営しており、前岡本市長と昵懇であった。25年の府議補選にY議員が出馬した時、橋下氏「一番いい目をした議員」と言ったと聞いているが事実であると思っている。一業者に屈辱的なやり方で罰則を科し、今回のような明らかな違反業者を管理もできず、処分しないことになれば法の平等に反することになる。今後、公平・公正を謳ってきた市側の責任を追及したい。

給食業者が6割も高い金額で値上げをし、落札された!
前回は1食283円、いきなり470円とは!

4年前に地元業者を蹴散らし、283円という安い値段で落札。今回、6割アップの入札価格であった。他の入札業者もなく3年間、約2億円で契約が締結された。前回、落札できなかった地元業者は廃業に追い込まれた!

平成24年に、長年、市立保育所の給食を委託されていた地元業者が落札できず、廃業に追い込まれた。その時に他市の業者(日本誠食)が提示したのが1食283円。安いが、「野菜の味がしない」「塩辛い」など不評で食べ残しも多く、未来を担う子どもたちに、こんなものを食べさせていいのかという疑問の声も上がっていた。
そして、昨秋、同じ業者が値上げを申請し、今回は、1食470円で市との業務委託契約が交わされた。入札はこの1社だけだった。安い値段で落札し、その後の大幅な値上げという、いかにも姑息な作戦に、市は何か打つ手を持っていないのか。
赤字のサンヒル柏原もこの業者が委託契約している。この時も入札はここだけだった。市側も入札が一社という事で、色々と創意工夫を図り努力したと思うが、やはり問題がある。今後は、マニュアルを作成し対応を考えるべきではないだろうか。全ては、市民の税金で賄われている限り透明性が必要である。