2016年10月号
柏原市の隠しきれない財政赤字!!

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柏原市が財政破綻!?

柏原市の財政状況をご存じだろうか。これまで、市長たちがあの手この手を使って黒字であると伝えていたのだが、真っ赤なウソであったことが明るみに出た。記事の上下二つのグラフは、柏原市の広報9月号掲載されていますが、このグラフを探すのに苦労しますので市民の多く知らないと思う。
グラフ(記事PDFデータ参照)は、行財政健全化の取組を行わないまま進んでいくと、平成29度に早期健全化団体になることを表しています。
中央の赤い横線は、「早期健全化ライン」と呼ばれるものです。このラインを越えてしまうと柏原市が抱えている借金の返済が難しくなり、結果として財政を深刻な事態に追いやってしまうことを示しています。
そして左のグラフ(記事PDFデータ参照)は、27年度から31年度までも収支見通しを表しています。
結果は、毎年約6.5億円から7億円弱の歳入不足となり、平成31年までの5箇年で約34億円の歳入不足が発生となります。
つまり、柏原市の財政は年々圧迫され29年度には「早期健全化ライン」を越え、31年度には「財政健全化団体」になることを表しています。

不透明な土地買収を何故?これで黒字といえるのか!財源不足に陥っているのに借金してまで市民の貴重な税金を使う必要があるのだろうか?税金を公平に使うべきである。

市の広報誌ではバランスシートは黒字と。

9月議会で、市長部局からジェイテクト職員寮の跡地を購入ために起債(借金)を発行する議案が上程された。民間企業では「収入なくして支出しない」が当たり前である。まして、市民の貴重な税金を使って購入するほど市民にとって喫緊な事案であるのか疑問である。
最初の説明では、尾野教育部長からジェイテクトから土地売買の話があり、地元から要望書が出された。「国分中学校のグランド拡張・市民利用・小中一貫・防災」等の利用目的であると説明を受けた。
建屋は、ジェイテクトが取壊し、坪(3.3m2)約15万円、総面積約2000坪弱であると説明された。土地購入価格約3億円、道路、造成費を考えると莫大は費用が掛かる。その上、相当なる工事期間かかる。
市の内部から耳にしたことだが、市が公共道路や整備を図った後、住宅地への転用になるかもしれないというウワサ?まさか真実でないとは思っている。財政難であるのに起債発行してまで購入すること、その上、市長の任期が後数か月、総務文教委員会で委員から土地購入はジェイテクトから出た話かとの質問で、市長は違うと否定された。最初、尾野教育部長から、ジェイテクトから売却依頼があったように説明されていた。思い違い?

議会裁決は、1名反対、14名賛成、2名退出、賛成多数で可決。
賛成議員は、ジェイテクトとの交渉は認め起債発行をすることは承認するが購入時に議会の議決を図ってほしいとの言い分であった。
市が借金してまで土地購入を図ること事態が理解できない、もっとすべきことがあるはずだ。一部地域の利便性を図ることも大事であるが未来の子どもたちに負債を残すべきでなく、これ以上の負債を残してはならないと思う。

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教育改革
大阪教育付属校移転は柏原市に大きなメリットをもたらす!!

非常に多難であるが、あきらめず市民一丸となって国を動かす必要があります。

ある日、若者から「柏原市に公立の進学校をつくりたい」と要望を受けました。 
現在柏原市には、公立高校として柏原東高校がある。柏原東高校はは学力向上を目指す進学校というタイプではない。学力だけを重視する学校教育では問題もある、人間形成も大事である。学力向上を図る必要性は学校教育にもあります。
今後も学力向上に関する対策は期待されない。そこで、要望をしてくれた若者たちがさらにこう言った。柏原の学力向上を図るために「柏原大阪教育大学の附属学校を開校できないだろうか」と。無理難題の要望であった。

実際、一から偏差値の高い進学校を開校するのはとても難しい。そこで、学力の高い附属学校を柏原市に開校することのほうが遥かに実行しやすいのだ。というのも、ご存じの通り柏原市には大阪教育大学柏原キャンパスがあり多くの学生が通っている。教育実習へは、平野、天王寺、池田の三つの附属校へ行くことが多い。しかし、学生の中には柏原市周辺に下宿をしており、実習配属校が池田や天王寺になった場合は、通うのが非常に困難であり、研修に向かう教授もまた、普段は柏原キャンパスで勤務をしているため、移動時間が長いことから苦労をしているようなのだ。

大学側からの意見ではなく、地元からの声も届いている。現在、柏原市に在住の4〜5歳の子どもを持つお母さんからのものだ。
「中学までは柏原市の公立学校に通わせるつもりですが、高校からは別の地区の学校に通わせるつもりです」。
この言葉の裏には、偏差値の低い学校には通わせたくない、という意味が込められている。西日本で教員採用率ナンバー1を誇る大阪教育大学が柏原市にあるのだから、柏原市に附属学校を開設していくべきではないだろうか。仮に大学の施設内に附属学校を開設したら、合わせて柏原市に引っ越しをする家庭も増え、若者が集まる柏原市へと変化していけるだろう。学力向上だけではなく、町の活気も明るくなる素晴らしい要望であることをみなさんに紹介したかったため、掲載した。今後も、若者の声に耳を傾け斬新かつ柔軟な意見を取り入れていきたい。

付属高校ができれば

(1)人口の増加、特に若者が増える。
(2)若者たちきて、活気づく(現に教育大が来てから飲食店がかなり増えた)。
(3) 大学と市の連携がとりやすくなる。大学との連携が取れれば、学力も上がる。
(4) 良い学校を求めて出ていく家庭を引き止めることができる。 

「夢」のような話かもしれませんが、実現すれば凄いことです。
「夢」のような話と思わずに、未来の柏原市のために若者たちと一緒に力を合わせて、「夢」を追いかけていきましょう!

はまうら佳子の元気が出るコラム-鶴瓶さんから亡き主人へのメッセージを紹介

かつて、平成1年4月8日に、亡き主人が鶴瓶さんと共演させていただきました時に、素晴らしい色紙をいただきました。主人はいつも大切にして額に飾っていました。その色紙に「浜浦さん、何かしなければ、道に迷わないけど、何もしなければ、石になってしまう」と書かれています。私も、鶴瓶さんのこの言葉をいつも心に刻んで行動を起こしています。