2013年06月号
維新の会はもう終わった
「大阪維新の会」というだけで当選した中野市長。
もう賞味期限は切れた!

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このところの日本維新の会代表の橋下氏の発言に、「日本維新の会は終わった」の声が多く聞かれる。特に「従軍慰安婦問題」や「在日米軍に風俗業の活用」で、世界中を敵に回してしまった。

橋下氏が「銃弾の飛び交う中で、命をかけて走って行くときにどこかで休息をさせてあげると考えたら従軍慰安婦は必要だ」から始まった騒動で、自分の首をしめる状況を引き起こしている。
この発言で、日本維新の会も危機感を強め、東西の幹部が集まる事態となり、橋下氏も幹部に陳謝したと伝えられる。とはいっても、「在日米軍に風俗業の活用」発言は撤回すると表明したが、「従軍慰安婦問題」に関しては、撤回しないとひらきなおっている。
橋下氏は石原慎太郎氏と共同代表を続投するらしいが、6月に行われる東京都議選と夏の参院選について、大きく影響することが予想される。
「従軍慰安婦問題」に「正当化するつもりはない。私自身が『必要だ』と言ったワケではない」と言っているらしいが、きちんと撤回しないと、自身の首をしめることは必至だ。
先日、大阪市内で旧日本軍の「従軍慰安婦」だった女性の体験を語る集会が開かれた。「軍需工場に行くといわれたのに」「軍の奴隷になった」と証言する女性たちは、「そんな妄想を言う人がなぜ大阪市長をしているのか」と橋下氏を痛烈に批判している。まさに女性の人権を踏みにじる言動に唖然とさせられる。
また、戦争で戦った人たちみんなが利用したと思われることも気の毒なことだ。「お母さん!」と最後に言葉を残し、散っていった特攻隊の若い兵士たち、「お国のために」と散って行った英霊に対して侮辱である。

「セクハラ・変態」報道の中野市長には「維新」はふさわしい!?

女性の人権を踏みにじるような橋下氏が率いる「日本維新の会」の応援を受けた中野市長。もともと「セクハラ・変態」教師として、一部でその実体が明らかになっていたわけで、もともと、橋下氏と大筋で考え方が合っているということか?似たもの同士か!?
「女生徒を失禁させて自慢していた」という「女性蔑視」の中野市長も今すぐ元生徒に謝罪して、やめるべきである。

柏原市浄化槽整備推進事業
市長に就任して20日足らずで優先交渉者が決定?

市の浄化整備推進事業で、またもや指定業者に対する、きなくさいうわさが飛び交っている。表面上は「公募」という形をとりながら、実際は前から決まっていたと思われるふしがあるのだ。
市が個人の住宅等に浄化槽を設置し、維持管理する大型浄化槽事業が雁多尾畑334地区で始まることになった。浄化槽の整備を図ることにより、川、用水路の水質や生活環境の保全・公衆衛生の向上を図ることが目的である。しかし、一部の地域の方が知らないとも言っている。
この工事に関しては、設置工事、維持管理を一括して複数年で委託することになった。公募には「プロポーザル公募方式」を採用する。これは見積金額だけでなく、設計の取り組み方などの内容も検討して業者を決めるというものである。
しかしながら、この業者を決める審議会6人のうちほとんどが、数々の疑惑を残した岡本前市長が任命したメンバーである。彼らで公正な審議ができたのであろうか。

柏原市では、現在1社のみ!前から決まっていたのか?

市の説明によると、昨年末にこの件を公表し、今年初め、参加表明をしたのが1社で、「優先交渉権者」として選ばれた。それが柏原市浄化槽PFI株式会社であり、その代表企業が株式会社H商事である。
H商事は、柏原市のゴミ収集業者H清掃とは同族会社である。他社のゴミ収集業者は5年の随時契約。しかし、H清掃は、現在も世帯数による一年更新の委託契約である。そのため、他の業者より一世帯に対して290円程高いのである。他社は、世帯数が増えても同じ契約とされている。今回、H商事「優先交渉権者」となっている。浄化槽の汲み取りも柏原市のし尿業者になると聞いている。
H商事は「優先交渉権者」として、3月28日に任命されていが、市長就任は3月11日。短期間で優先交渉権者と認めるのは、あまりにも不自然である。
さらにおかしいのは、市内の業者がこの公募を知らなかったと?
3社が入札に参加する予定が、何故か入札は1社(H商事)になったと。議員に2社名を聞くと分からないと言う答だった。
中野市長の醜態により「セクハラ・変態のまち」という汚名を着せられた上、前市長・岡本氏のやり方を引き継いで「不正入札・談合のまち」としても知られる柏原市。不正のないクリーンな町として有名になってほしいものだ。

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5月10日号の柏原新聞にもの申す!なぜこんな記事を掲載するのか?
「まだ、決まってもいない花火大会」「不正を見つけられない監査員の擁護」

先日、市民の方から電話があった。柏原新聞(ダイジエスト)5月10日号に「花火大会復活「8月第4土曜日の24日」と大見出しで出ていたが、市会議員が知らないと言っているという内容だった。花火大会を開くには議会を開いて補正予算を計上しなげればならない。まだ、案件として議会にもかけられていなかったのだ。
掲載内容は、以下のとおりである。「(中略)…市長も新しく中野隆司さんとなり、柏原市活性化の核はと考えた末、花火大会で人を呼び込もうということに一致。…」。この「一致」とは、誰がどこでどう一致したかの部分が全く抜けている。書けないからである。
続いて「『まず、安全第一。安全に打ち上げるのには、どうすればいいのか、とことん話し合った。警備の専門チームの意見なども参考に、市民の皆さんに喜んでもらえる花火大会にしたい』と中野市長。…」。「とことん話し合った」とは、誰と誰が話し合ったのか?予算が出ていない時点で、先に警備の専門チームと、とことん話し合えるわけがない。
明らかに、花火大会の復活で、「セクハラ・変態」報道の中野市長の好感度を上げようという意図が見てとれる。
二元代表制を考えると、まったくもって議会軽視である。花火の費用も警備も全て柏原新聞が責任を持ってするのだろうか?

役目を果たさない監査委員は再任すべきでない

また、監査委員の再任についても、信じられない見解を表明している。「監査委員」とは柏原市の事業や税務調査をするのが仕事である。それにはそれなりの人格と教養が要求される。
今回、議会が西上監査委員の再任を「ノー」と拒否したのはワケがある。西上委員は、市民も足を運ばないような「竜田古道の里山公園」で、整備事業を委託しているNPO法人「柏原ふる里づくりの会」との契約委託料の概算払い(見積もりなしで、使った分だけ払う)について見逃し、一般会計決算を不認定されるなど監査をきちんと行っていない。
平成20年9月、柏原市に談合で大阪地検の捜査が入ったとき、見抜けなかったとして、当時の監査員N氏は潔く辞任している。それぐらい、監査委員という仕事は大切な役目なのである。
監査委員には毎月12万円という報酬が支払われている。不正を見つけられなければ、会計士に頼んだほうがよい。

柏原市議の政務調査費は年間48万円、府議は600万円

柏原市議には報酬以外に、調査や研究のための費用「政務調査費」が支払われる。その費用は年間48万円である。柏原新聞には西上監査委員が「議員の政務調査費を調べようとしたために、議会から再任を拒否された」とあるが、そんな事実はない。
正式に決まってもいない花火大会の記事を掲載し、「監査できない監査委員」を擁護する、新聞という名の「低級なチラシ」のいいがかりを信用してはならない。
ちなみに府議であれば1カ月50万円、年間600万円が政務調査費である。中野市長は大阪府議であったとき、このお金をどのように使ったのか聞いてみたいものだ。

9月の市会議員選挙 波乱!自民党の柏原支部長が出馬!?

大阪府議であった現・中野市長が柏原市長選に出馬したため、大阪府議の補欠選挙が行われ、大阪維新の会の中谷恭典氏が初当選したことは記憶に新しい。
平成19年府会議員選挙で、その当時現職であったI氏を自民党の一部は卑劣な行為で公認せず、寺田氏を公認しI氏を辞退させたが、結果、寺田氏は、選挙中に辞めたのである。そのため民主党公認の中野氏が府議に当選したのだ。今回の市長選においても、今年の1月8日に寺田氏は自民党推薦を受け、出馬する予定だった。しかし、またまた、急遽辞退したのである。
中野自民党柏原支部長は、このような議員を府連に「自民党推薦」とし、「市長は大阪維新の会・中野隆司」と言っていたらしいのだ。他党を応援する支部長とは、信じがたい。自民党の大阪市会議員も自民党公認の山下亜緯子氏を当選させることができなかった責任を取って辞任すべきであると言っている。
しかし、9月の市会議員選挙に自民党公認として出馬するらしいが、これは事実なのであろうか。
どの党であれ、責任感のない人物が出馬するなど言語同断である。こんな人物が自民党支部長であることが信じられない。

コラム - 80歳パワーに脱帽

前回、94歳の男性が衆議院選挙に立候補したという記事をご紹介しましたが、つい先日もスキーヤーの三浦裕一郎さんが80歳でエベレスト登頂に成功されましたね。おそるべし、シルバーパワーです。
70歳、75歳についで今回の登頂は3回目だそうです。1回の成功でもすごい話なのに、また挑戦するというその力はどこから湧いてくるのでしょうか。「80歳でもまだまだいける」とおしゃっていましたが、「まだまだいける」ということは、これからも挑戦される気力がおありなのかもしれませんね。
ただし、ずっと順風満帆ではなかったようです。76歳で骨盤と大たい骨を骨折して全治6カ月という大けがをされたときもありました。その年齢で「大たい骨骨折」であれば、「寝たきり」になる可能性もあったわけなのに2ヵ月半後に退院し、エベレスト登頂前には2度の心臓の手術と、「登りたい」という不屈の精神で、いろいろと困難を乗り越えられています。
人間は「やりたい」という気持ちがあれば、幾つになっても挑戦できるもんなんだなと改めて思いました。
私も、その「不屈の精神」を見習って、めげずにこれからもがんばろうーっと。

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