2013年03月号
これでいいのか柏原市!週刊文春も暴いた!
新市長・中野隆司氏はセクハラ&体罰の"変態教師"と報道された!

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府議の前は中学の教師。しかも体罰事件で辞職せざるをえなかったのだ!

このたび、柏原市長に当選した中野隆司氏は、元中学校の教師で、現職中は、セクハラ&体罰の常習犯であったという記事が週刊文春1月31日号に掲載された。

イノシシ問題の岡本市長の子飼い。民主、維新と、時の権力に寄り添う

中野氏は、八尾市と柏原市で中学教師として教べんをとったあと、2007年に民主党の公認で府議選に初出馬して当選、2期目には「維新」にくら替えして当選した。今回の市長選で、以前から関係の深かった岡本市長から三顧の礼で推され後継者として出馬、市長に初当選したわけだ。前市長の岡本氏は、あのイノシシ問題や年賀状事件など、公職にあるまじき問題をマスコミにスクープされて、話題に上がっていた人物である。

「女生徒を失禁させた」と報道されているが?

以下が、週刊文春に載った文面である。
「じつは維新の会所属の府議(当時)、中野隆司氏は、中学校教師時代、体罰やセクハラで何度も問題を起こしているのです」(府政関係者)。(中略)「中野は体力もあったのですが、『いかに生徒に睨みをきかすか』という役割を担っていた。ただ、頭に血が上がると逆上して何をするかわからなくなる傾向があり、体罰を加えた生徒の祖父からの抗議電話に『覚えとけよ』みたいな脅し文句を吐いていたので、ビックリしたことがあります」。(元同僚教員)
「学年教官室で、中野がある女生徒を、学校中に響き渡るほど怒鳴り上げたことがあった。後で本人は『あいつションベン漏らしよったわ』と、女生徒を失禁させたことを自慢していました」(別の元同僚)

教師が冗談で言う言葉か?

ほかにも週刊文春にはこんな文面が掲載されていた。「中野に激昂していた教員がいた。聞くとある女生徒から『中野先生にやらせろと言われた』と相談されていたというのです」。女生徒が受けた心の傷は決して癒されないのではないかと思う。教育は、子供たちの人間形成に不可欠である。教育者が子ども達に恥じる行為することは教育者として許されることではない。今後、柏原市の市長として教育指導が出来るのだろうか?

中野氏を支持した17800人近くの支持者のみならず、柏原市民に対して「週刊文春」に掲載された内容について説明責任があるはずである。

罪のない生徒も殴る! 中学校は体罰事件でやめた

ほかにも、恐るべき内容が週刊文春には書かれていた。「2002年の秋、文化祭と体育祭の団体演技の演目で3年生の男子がソーラン節をやることになり、中野がその指導をしていたんです。その際、ある生徒がふざけていたのを中野がドついたんですわ。しかも、騒ぎを収めようとした生徒まで青タンができるほどなぐったんです」(柏原市の教育関係者)
当時の校長は事実関係を認めたという。「親御さんから『止めようと間に入ったのに殴られるのはおかしい』と指摘があり、保護者会を開いて中野先生も謝った。しかし、当初は『正義感から体罰をしたのに、追求されるのは心外だ』等と、なかなか謝ろうとしなかった」。
そして、中野氏は辞職を決意し、2003年3月末に退職した。

中野氏の処分軽減を求めた同僚「今、後悔している」

中野氏の処分軽減を柏原市教育委員会に求めた元同僚は、「クビはかわいそうやなと思ったけれど、政治家になってからの言動を見て、後悔している。法廷に持ちこめば、100%クビの事案でしたから」と言ったと記事には書かれている。元、同僚からの信頼もない。これが新市長の実態なのだ。

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大阪維新の会・橋下代表にもの申す!

体罰&セクハラ教師の中野隆司氏が当選した。中野氏は、大阪維新の会の公認。柏原市長選には、橋下徹代表や東国原英夫衆議院議員も応援にかけつけた。
しかし、こんな「体罰&セクハラ教師」であった中野氏を公認するなどと、橋下氏は、いったいなにを考えているのか問いたい。
大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の主将であった生徒の自殺事件は記憶に新しいところである。その原因は体罰が理由であると顧問教師を懲戒免職にし、体育科の入試を中止にしたばかりの橋下氏が、生徒を殴ったり、セクハラ発言をしたりした中野氏を公認するなど、言語道断である。橋下氏は、代表としてどう責任をとるというのか。

何故、名誉毀損で告訴しないのか!?

2月9日夕、柏原近鉄国分駅前で、大阪維新の会橋下代表が街頭演説をした時、市民の方から「週刊文春」に掲載された中野氏の事が質問された。橋下代表は「文春の記事は嘘だ」と発言し返答を避けた。うそなら何故「週刊文春」を名誉毀損で訴えないのか。中野氏も自分の名誉のために「週刊文春」を名誉毀損で告訴すればいいのである。

市民の声

-中野隆司氏は、何故「週刊文春」を告訴しないのか。柏原市民の長として、柏原市民に対して、 説明責任があるのではないか

「テレビや新聞で、あれほどたたかれた岡本市長の"後継者"として選挙に立った中野氏が当選した。岡本前市長はゴミ処分地で、柏原市の不利になるような密約を、議会にかけることなく勝手に結び、そのために、市民の血税が、ゴミ処分地の管理に使われることになってしまった。イノシシ処理場も、市民にその是非を問わずに勝手に進め、世間からたたかれた。こんな政策を進めた岡本前市長の"あとがま"を継いだのが、中野氏だ。着任前から、すでに体罰&セクハラ教師として、すでにマスコミにたたかれている。
中野氏の幹部(岡本氏の幹部でもある)が、「週刊文春」の記事は、事実無根で過去の事である。選挙後に名誉毀損で告訴すると言っていた。
当然である柏原市民のトップとして、今後4年間、市政を担ってゆくのであれば市民に対して説明責任があるはずである。ネット上で、「変態 中野隆司」と検索すれば800件近い情報が流されている。柏原市民として恥ずかしいことである。身の潔白を晴らすためにも告訴し、市民に報告すべきである。


-縁故の市職員は即刻やめさせよ! 議員の数も減らし、報酬を下げるべきだ

「柏原市役所の職員には、明らかに岡本前市長の縁故と思われる職員がいる。失礼ながら、難しいといわれる公務員試験に合格したのか!?というレベルの人たちだ。岡本氏が市長という権限を振りかざし、入れてきたコネ職員たちは、岡本氏の後援会の関係者である。仕事をしない、能力もない?という職員がいては、全体の士気が下がる。このままでは、柏原市の未来を考える優秀な志のある人たちが、活躍できないという土壌ができあがってしまう。
さらに、柏原市議会にもメスを入れるべきだ。赤字必至の柏原市は、人口に対して議員が多すぎる。なのに、昨年、議員報酬を上げたのは、市民として納得がいかない。なぜなのか!
議員の定数を減らし、なおかつ議員報酬は20%以上カットすべきである。新市長になる中野氏が、報酬30%カット、退職金50%カットと市民に公約をしたのだから、それぐらいは当然である。議員の多くは「自分党」と言われていると聞いている。

コラム-女性は政治に向いている

柏原市長選が終わりました。私も街頭演説などに奔走し、支持者の方から「はまうらさん、頑張ってね」と声をかけられ、励みになりました。そして4591という票をいただきました。自分で言うのもなんですが、精いっぱい、柏原市民のために、と駆け回りました。これで最後だという気持ちでのぞみました。
約4600という票は、7万3000人という人口からいうと、わずか6%の支持なんですが、投票に行かれた方の割合からいうと18%、約2割の方が、私を応援してくださったわけです。相手は、時の人の応援演説を武器にしていましたが、私への約4600という支持票は、柏原市を愛し、本当に柏原市を何とかしたいという熱意の表れだと感じました。
政治とは、もともと生活を良くする、生活を守るためのもので、それは生活に密着して日々を過ごしている女性が向いていると思います(もちろん、同様に考えられる男性もいらっしゃいますよ!)。尼崎は2代続いて市長が女性ですし、滋賀県の嘉田知事もそうです。発言に納得させられることが多いです。
柏原市は、市民病院やゴミ処理跡地など、数え切れないぐらいの問題を抱えています。この低成長時代に何を優先して、何を改革していくのか、真摯(しんし)に向き合えるのは、女性のパワーを中心とする「柏原を愛する力」だと思います。これからも決してあきらめず、みんなで柏原市を良くしていこうではありませんか!